2014年11月6日木曜日

朝は王様のように


 いきなりですが、ひとつお聞きしたい。どんな食生活を送っていますか?最近話題になっているのは糖質制限食と地中海食です。糖質制限食というのは食事から炭水化物を減らそうというもので、1130g程度に制限すると効果が出るようです。このことについては一月ほど前のブログで取り上げています。太り気味の方はぜひ実行してみてください。今回はもうひとつの地中海式ダイエットについて取り上げてみたいと思います。

 地中海式ダイエットとは、簡単に言うと地中海に住む人たちの食生活を取り入れるということです。ナッツや野菜にオリーブ油をメインにしたドレッシングをかけて食べる。魚の調理にふんだんにオリーブ油を使う。毎日食べるのは全粒粉の穀類を調理したもの(全粒粉のパン、玄米、全粒粉パスタ)、イモ類など、フルーツ、野菜、豆類、オリーブ油、チーズ、ヨーグルト。週に一度程度食べるものが魚、鶏肉、卵、デザート。赤身の肉は月に一度、アルコール性飲料は赤ワインを週に2,3回程度。いろんな大規模調査で、この食事法が健康にいいと分かってきています。

 そして、こうした食事の一番豊かなものを朝にもって行きます。ヨーロッパの健康に関する民間伝承には『朝は王様のように、昼は普通の人のように、そして夜はこじきのように』食事を組み立てるのがよろしいということが囁かれています。多くの人は、仕事から解放された夜にご馳走を食べたいし、ちょっとアルコールなどを摂取して多少自制心のたがをはずしたいと思っています。そしてそれは健康にとってあまり感心できないことです。

 起床時刻を1時間早めて、ゆっくりリッチな朝食をとる、そして一日の行動の予定などをチェックし、朝の貴重な時間をゆったり過す。そういうのはどうでしょうか。そのためには就寝時刻を一時間早めないといけません。言うは易し、行うは難しと言いますが、私はその半分ほど実行しています。私の朝食の写真をご披露しましょう。右上の写真はちょっと出来損なったフレンチトーストです。私は単身赴任で自炊していますが、この程度の朝食をそろえるために45分もあれば充分です。



 朝は王様のような食事を、と言いましたが、ある友人に『王様は夜遅くまで贅沢三昧で胃袋が疲れているので、朝食をとらない』などと突っ込まれました。確かにそれも一理ある…物事には必ず裏があると言うことの実例でした…?


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